6月16日(水)、雲が遠くにたなびき、青空が広がる中、「塩井地区経営体 育成基盤整備事業」によって令和3年3月に竣工された地蔵菩薩がこの程完成し、この日関係者が集まって、開眼式が厳かに行われました。

場所は、坊中町地内のミユキ精機㈱のわきを通って宮井地内へぬける市道「毘沙門天上小瀬線」の中間付近の道路沿いです。

通学路でもあるこの道路は、関係者や地権者の方々の協力を得て、昔造られた不揃いで複雑な水田や畑などの農地や水路を整え、区画整理した農地へと改良する ほ場整備工事(県営塩井地区経営体 育成基盤整備事業)が行われたことによって、改めて整備されている道路です。

この日は日差しがじりじりと暑くて大変でしたが、見渡せば整備された田んぼがどこまでも広がり、遠くに家々やハウスが見える様は、青々と育った稲が強い風で同じ方向へ揺れる様子とともに心が穏やかになるすばらしい景色でした。

通学路でもあるこの道路の交通安全と、行きかう人々の厄災を身代わりとなって払う光となることを願って建てられた地蔵菩薩様へ、ぜひ立ち寄って拝んでいただきたいと思います。